2012.05.15 Tuesday
有意義な一日
予定どおり、今日は実家にちょっと行ってきた。もし天気がよければ着物だ、と昨夜も練習しておいたのだが、残念ながら雨。
雨コートも雨下駄もあるとはいえ、着慣れてないし、下駄は駅の階段が怖いし、と考えてしまったので着物は諦めた。
実家が静岡なので、この時期でもあるし新茶をおみやげに買う。まあ色々種類があって困ったのだが、一応地元で名が通っている小山園というお茶屋さんで、あまり渋くない川根茶を選ぶ。
それからかつおの加工食品を扱う店で、ふりかけにいいでんぶとあさりの煮物をゲット。
後は本当に帰る前に黒はんぺんを買えば気が済む。
昼前に父と簡単にお昼を食べるように準備し、実家に行った。85になり、最近調子がよくないということで、あまり元気がなかったが、孫である娘のこと、正月に会った時に撮った写真をあげたり、自分が最近着物が好きで、義理の姉もよく着るということを前に聞いたので、ぜひ色々みせてもらったり話をしたいんだということを話す。
そして、実家にはかなりいい庭があり、木がきれいに手入れされていて、窓から眺めると、とてもうらやましくなった。もっとも手入れが大変だし、かなりそれを自分でやるというので、そろそろ危ないからもう植木屋さんにやってもらいなさいと言うのだが・・。
ユキノシタという植物、きれいで今かなり群生してるよ、というので縁側にいって見てみると、たしかにいい具合にたくさん生えている。それは、なんともともと父の実家で、私の祖父がやはり植木が好きで、何かの木の築山の下に風情があるからと植えてみたそうだが、それが育つ環境が難しいそうで、うまく育たなかったということを聞いた。日はせいぜい当たっても半日、あとは日陰というようなところでないと難しいそうだ。
今日はそのままいいねえーで終わってしまったが、次回実家に行く時はぜひ一株くらい分けてもらって我が家に植えたいなと思った。
その祖父は私が生まれる前に亡くなったので、あまりエピソードを知らないため、思わぬところで先祖とのつながりみたいなことを感じることが出来た。
午後から義姉に色々着物と帯をみせてもらったのだが、いやいやいや、もっと近ければ頻繁に会って「細雪」ごっこをしたいと思うほど素敵なものばかり!!
母が生きていれば、どのくらい一緒に盛り上がったことかと残念なくらいだ。
私のように、次女の振り袖というものが発生しなかったら、一生着物と縁がなく終わるはずだったのとは違い、義姉は昔からよく着物を来ていた人なので、お嫁にくるとき持ってきた3本の帯だよ、というのも素敵なもの。若い時の着物も姪が着られるから、と帯と使ったりでまさに母から娘へといい感じで使っている様子がまたうらやましい。
今の自分にとって憧れの紬、一流作家の着物に帯、可愛くて素敵なバッグなどなど・・。
羽織もひとつあるといいんだよ、と見せてもらう。うーん、一度合わせて見立てたのがあったのだが、着物と帯と羽織りとなるとさすがにとんでもない事態になるためにやめたんだが、もしかすると作っておけばよかったかなあ・・・しかたがない。でも、きっといつか羽織を作って、冬場に活躍するほど着る日がくればいいなあと思う。
着物を着るようになると当たり前の決まり事があり、寒い時期は必ずコート(どうしてもなければケープとかショール)を上に着るので、それなしでウロウロすると顰蹙をかうため、まさに必要であるから揃えた経緯はあるが、羽織となると、コートと違って室内でも脱がなくていいからうんと寒い時期はいいらしいが、そこまで室内で着物をきたままいる場面が自分にはまだないので、なかなか羽織を作るところまではいっていない。
ちょうど、義姉が雨コートを作ってそれも出来上がったので、行きつけの呉服屋さんに取りに行くから一緒にどう?ということで連れて行ってもらい、素敵なバッグや草履もみせてもらった。そこで延々と悩んでいる名古屋帯のことを聞いたところ、ちょっとやってみる?とお店のかたにこつを教えてもらう。
なるほど!!帯をふた巻きして、一度折り上げて仮ひもをするところまではまさに袋帯と同じだが、その先が違った。自分の体のすぐ右横で、お太鼓の山を作って枕を入れて、そのまま後ろに回す。ここが忘れれ間違っていたのだ。そのあと、決め線を決めてまた仮ひもを通し、ここが辛いが、思い切り左手で余ってる部分を上にぐいぐい折り返して、いい形の垂れになるまで上げる。ここでやっと仮ひもを前に通して結び、あとは手を中にひもつたいに通して帯締め、ということだった。
忘れないうちに帰宅したらやってみようと思い、早速夕飯など終わらせてからやってみる。うん、一度は出来た。しかし2度目も出来ないと自分で信じられないので、もう一度やってみる。名古屋が柔らかいので、上に上げるのがちょっと厄介ではあるが、きちんと2度とも帯締めして仮ひもを外してもぶらんぶらんしなくなったので、まずこれで成功したといえるわけだ。あとはこの感覚を忘れないでいつも出来るように、また練習しないといけない。
呉服屋さんのあと、とくに帰る時間も決めてなかったので、このあとどうする?というので、もう帰ってもいいんだけどと言って車で移動しつつ、ドトールでも寄る?ということになり、ちょっとそこでまたお互いの趣味の話とか学校のこととか、子供のことなど、ざっくりだけど色々話が出来てよかった。兄の困った話も聞いて、しょうもないなあ・・などと笑ったり。なにげない話は、あんがいこういう日常生活の中でないとお互いに出来ないなあと感じる。どうしても1年とか2年に一度、正月に父のところに行くという感じでしか帰省しないため、兄や義姉とゆっくり話すという機会がなかったし。あとはもう強制的な法事の席ではそれどころではない。
今度、また天気のいい時に着物を着て来てね、と言われたので、これは実現させようと思った。一緒に来て出かけたら楽しいだろうなー。
着物で京都旅行というのも人生のいつかやりたい夢でもある。まあ自分で着られるなら、雨とかの心配さえなければやってみたい。
さて、また明日は着付けをならった教室主催のイベントに参加するので楽しみ。
もうひとつの悩み、ヘアメイク講座だ。メイクはまあそんなに困ってないのだが、バカのひとつ覚えみたいなポニーテールか、それの簡単応用編のつけ毛しか出来ずに困っているので、誰かにその日だけきれいにやってもらうのではなく、自分でいかにも着物用だね、とわかるような技術が学べないかなと期待してる。
この二日間は思い切りの非日常を満喫しないと、明後日はまたまた仕事がまともな時間に終わりそうにない事態だしなあ。
- kimono
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